柿もぎ
【能を舞うがごとく・・・・】

(2)柿もぎ
【能を舞うがごとく・・・・】

もぎ取り時期は11月10日前後、気候により多少のずれ在り。最近は温かい日が続きますが、例年は冷たい風が吹き出す頃です。用意した柿もぎ用の竿(かっぱさみ)を左右∠45°〜∠90°以上の角度内(両手をVの字にした内側)の一個にねらいを定め、実から近からず又遠からず、程好い枝に竿の割れ目を差込んで枝を折ってから、竿を手繰り寄せる。枝を揺すったり、竿を枝にぶつけてバウンドさせると、実を落してしまう。能舞でそろりそろりすり足歩きするように、一個ずつ丁寧にもぎ取る。もぎ取りにくい実や熟柿は、無理に収穫せず、“木守り”(利休の木守茶碗はこれにヒントを得て命名した)として残す。木守の柿は来年の豊作を願って木に残しますが、冬、小鳥の餌にもなります。小鳥へのお裾分け。この時が一番心和む時です。熟柿はそのまま食べても、冷凍にして冷菓としても、柿酢の材料にしても良いので、収穫籠満たん直前に数個ずつ収穫します。

(1)準備

・はしご
・収穫籠
・もぎ竿(かっぱさみ)

「かっぱさみ」は、出来れば一年ぐらい前に青竹を切り刻んでもぎ竿を作り乾燥させて置く。

ついでに皮剥用具、柿実の肩取用小刀等の点検も。

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